人にも土地にも感謝する気持ちが“良いお家”をつくる
一軒のお家をつくるには、設計から業者さんまでたくさんの人が関わっています。
設計は当社の設計士が携わりますが、家の基礎工事から引き渡しまで協力会社の職人さんたちと力を合わせてつくっていきます。
基礎工事から骨組み、電気や水道などのインフラの整備、窓やキッチン、浴室などの設備、クロスや床といった内装など、一軒のお家の建築には実にさまざまな人の手が必要です。
お家を建てる注文者のことを住宅業界では「お施主様」と呼びますが、「施主」には施す心を持っている人という意味もあります。
「施主」として、お家づくりに関わるすべての人に、また土地やご近所の方への感謝も忘れてはいけません。
最近では省略する方も増えていますが、上棟式は工事の無事を願い、また工事に関わるたくさんの職人さんやご近所様への感謝と労いの気持ちを表すことができる文化のひとつ。
感謝されれば職人さんも「いいお家を建てよう」と頑張ってくれ、ご近所様も歓迎してくれるでしょう。
「施主」として感謝の気持ちを形で表すことで、良いお家ができるんです。
シンプルな形式でもOK!大切なのは感謝の気持ち
ここ数年はコロナの影響もあって、お家の四隅に酒や米をお供えしたり、大工さんにお弁当を出したりするなどシンプルな形式になっています。
少しコロナが落ち着いた最近、また屋根の上から餅巻きをしてご近所様との触れ合いをするお施主様も増えてきています。
これからの工事をお願いする感謝の気持ちをお伝えする、大切な儀式です。
どのような形式にしても、職人さんやご近所の方への感謝の気持ちは変わりません。